さあ、いよいよ9時間耐久の日がやってきた。
今回もやっぱり朝早くの4時半集合、5時出発である。
昨日荷物をまとめた分の他に、今回はRyoちゃんがカレーを作ってくれる事になっているので、その食材を積み込む。
賄いが毎回グレードアップしていくのは気のせい?(^^;)
さて、そろそろ出発!とおもいきや、実はまだKenさんが来ていない(^^;)
しょうがないので、とりあえず出発するしかないな、と言っているそばから、Kenさんの車がスキール音を立てながら駐車場に滑り込んできた。どうやら間にあったらしい(笑)
Kenさん曰く、寝坊して、自己最高記録のタイムで携帯に出る暇も無いくらい家から飛ばしてきたらしい。
これで全員揃ったが、いきなり出だしから快調(?)なスタートである。
さて、なんとか無事に出発し、いつもの通り国見のSAで朝食を取り、二本松市内を走っている頃、その電話はやってきた。
監督のtomoさんからである。一応サーキット入り口待ち合わせだったので、もう着いたとばかり思って電話に出ると、
「今黒磯」・・・・・・普段の仕事疲れで寝坊してしまったらしい(^^;)
まあ、本戦スタートまでは間に合うだろう。
さて、サーキットにたどり着いて準備に取りかかるが、今回はドライバーズミーティングでピットの割り振りを決めるそうで、決まるまではパドックの一角に車を置いて準備を進めるしかない。狭いけど、まあ良いか。
ちなみに今回は参加台数が多く、ピットは2台で1つである。
とりあえず昨日付けられなかった冷気ダクトを取り付け、今回作ったスポンサーのカッティングを張り付け、ゼッケンを貼り、今回から参加のAKAMA君のチームの様子などを観察し、ドラミが始まる。
ダクトはこんな感じ
やはり今回もジャッキアップしながらの給油は禁止らしい。まあ、給油中作業禁止というわけで、ジャッキアップも禁止というのは納得するしかないだろう。
と、何故かここで監督のtomoさんが登場!!
あれ、1時間半前栃木県居ませんでした?
話しを聞くと、どうやら気合いでたどり着いたらしい(笑)一体何km/h出したんだろうか(^^;)
ドラミの最後にピット割り付けをエントリー順に申請し、AKAMA君ところも同じピットにしてもらう。
やはり同じピットは知り合いの方が何かと良いのである。
さて、ようやくピットに落ちつく事が出来たので、荷物を下ろし、装備の整理をする。
ここでTETTUは昨日未完成だった無線の準備に取りかかる。ピット内でテーブルを広げ、ハンダごてに電源ON!
レース直前のピット内でハンダを使うハメになるとは・・・。
まあ、他のチームではエンジン載せ換えしているところもあるくらいだから、かわいいものだろう。
車検の方は、他のみんなで準備を整えてくれたおかげで、無事に通ったようだ。
(何も出来なくて申し訳ない(^^;))
さて、本日のドライバー走行順だが、
まず第一ドライバーはJUN君。これは、まだJUN君が第一ドライバーやったこと無いからである。
第二ドライバーは私TETTU。
第三ドライバーはKenさん
第四ドライバーはissi君である。うまく行けば2回目乗った時はラストドライバーだ。その時順位は何位なんだろうか。
とりあえずフリー走行、予選とも、経験が少ないJUN君が重点的に乗る事にし、あとはKenさんが少し乗るらしい。
TETTUは無線の準備で忙しくて乗る暇無し(^^;)
issi君も準備で忙しく、乗れなかった。
フリー走行も半ばに入る頃、何とか無線が1セット完成した。
無理矢理ガムテープなどでスピーカーとマイクをヘルメット内に取り付け、フリー走行に行くKenさんに早速テストをしてもらう。
走行中でも結構聞こえるみたいである。良かった〜〜。
ただ、やはりパーソナル無線の悲しさ、山の陰に入ると全然電波が届かない。
具体的には100R付近からストレートの上り坂を登り切るまで通信出来ない状態である。
あとは、車側で排気音がうるさくて聞き取りにくいのと、その状態で通話した会話がピット内で聞き取れない。
これは普通のコンデンサマイクだからしょうがないのだが、出来れば喉頭マイク(だったかな)という、頭蓋骨の振動を拾うマイクをつけてやりたいところである。まあ、次回までの課題にしよう。
さあ、そうこうしている間にもフリー走行の時間が終わり、予選の始まりである。
9時間の長丁場だけに、あんまりスタート時の順位は関係ないのだが、後ろ過ぎるのも困るので、コースが空いている最初の頃に適当に走って後は引き上げるという作戦をとる。
ちなみに、過去2回ほどポールスタートした我々のチームだが、その度にトラブル発生してしまう(例:スピン)というジンクスが有るので、ポールは取らない様にする(笑)
#念のため、今回は早い車いっぱい居たので、取ろうと思っても取れなかった事を追加しておこう(^^;
というわけで、順位は5位である。うち1台は安全タンク付き車両なので、前には3台ということになる。
そうそう、ここで重大な事件発生!
車載カメラが動作しない!。どうやら壊れてしまっているようである。残念だが、取り外す事に決定。
いよいよ本戦スタートの時間が迫ってきた。
最初に使うタイヤは段六腑、もとい、ダンロップのD98Jである。最初に雨に弱そうなタイヤを使って、夕立の時には540Sを使える様にする作戦である。
グリッドに並ぶためにコースインするが、あれ、今回はオフィシャルがえらく前に立っている様な・・・
そうか、台数が多いから前に詰めないと後ろのほうは坂道発進になってしまうのか。
まあ、今回はローリングスタートなので、あまり関係ないだろうが。
AKAMA君たちはどうやらかなり後ろにいるらしい。
まあ、初戦だからこんなもんかな。
スタート前の一瞬
台数が多いだけに、グリッド整列にやたら時間がかかり、約20分遅れでようやくスタート。
1周のフォーメーションラップを終え、コントロールラインを通過!
これから9時間の長丁場レースの始まりだ。
無事に完走出来るだろうか?