いよいよスタートの時間が近づいて来た。スターティンググリッドに整列し、フォーメーションラップが始まるのを待つ。
←見えない所まで行列が続く(^^;)
←キャンギャルと(*^-^*)
午前9時45分、フォーメーションラップがスタートした。
そしてそのまま1周し、午前9時47分、12時間耐久レースがスタートした!
おっと、少しスタートでは前の車に離されてしまった〜〜。しかし2周目に入った時点で一気に5位までジャンプアップ!
さすがワイルドハーツ特攻隊長issi君である。さすがキャンセル待ちからの成り上がりである。入っている気合いが違う!
しかも!、スタート30分後には上位に居たチームのトラブルも手伝ってなんと3位に食い込んでいた!!
ちなみに2位はNewインテRである。無線で「しばらくインテRの後くっつきます〜」だそうだ。
どうやら相手はそんなにペースを上げて無い(上げれない?)らしい。
付かず離れずで結構面白いバトルを繰り広げている。
ここで第2ヘアピンでトラブルの模様。EF9が左コーナーで右前輪が外れてコースアウトしたらしい(^^;)
序盤から荒れた展開になって来たようである。
そして1時間経過した時点で、なんと順位が1位になっていた!!
予選でポールを取ったAE92もトラブルでピットインし、2位だったインテRもついに根負けしたか、うちらに抜かれてしまった。
issi君の気合いが入った走りのたまものである。
やはりここは「キャンセル待ちなめんなよっ!!」の気合いである(笑)
ただし油温はあいかわらず高く、なんとメーター読み150度を振り切ってしまったというのだ。こればっかりは気合いではなんともならない。というか、気合いが入っている分さらに高くなってしまう(笑)
ま、まあ、まだ壊れていないようなので大丈夫だろう。メーターがおかしいと言うことにしておこう(^^;)
ここで大学時代の先輩達が応援に来てくれた。A先輩、N先輩、I先輩である。
ちなみにこの3人の先輩たちはカメラを趣味としており、1眼レフカメラ持参で来てキレイな写真をいっぱい撮って頂いた。
ありがとうございますm(_._)m
そしてスタートから1時間半が経過し、ドライバー交代の時間だ。
レビンに無線でピットインするように指示を出す。同時にピットサインでも指示を出しておく。
そしてピットインしてドライバー交代をする。次のドライバーはKenさんだ。ちなみにこの時点でもトップはキープしたままだ。
←ドライバー交代の光景
さあ、面白くなってきた!
Kenさんも快調に走行し、2位のEG6(予選6位)と2周の差をつけたままポジションキープしている。
ちなみに2位以下は結構順位の入れ替わりが激しい。
インテRが5位に落ちていたり、予選17位だったAE86が3位に浮上してきたり、予選11位のロードスターが4位につけていたりでなかなか面白い展開である。
ここで2時間が経過し回収が入る事になった。このセーフティカーが入っている時間を利用して給油を行う。
前回のレースから給油10分ストップ制度が無くなり、昔の様な燃費勝負は不要となってしまった為だ。と言う事でピットインのサインを出してレビンをピットに入れる。ちなみにドライバーは交代しない。
消化器やガソリン携行缶などの給油準備をして、ピットに停止したレビンに給油を行う。
ギリギリ満タンにすると時間を喰ってしまうので、ここでは40リッターを一気に流し込み給油終了とする。
←給油中
そしてそのままKenさんにピットアウトしてもらう。
よし、給油のロスは最小限で済んだ!
回収によるフルコースコーションは約20分続き、ガソリンの消費も押さえられた。これで確実に次の回収までガソリンが持つだろう。ラッキー。
そしてコーション解除された時点での順位はまだトップをキープ!その後も3位のAE86とバトルをしたりして快調に走行している。
今回はかなりイケてるんではないか?順調すぎてなんか恐いぞ(笑)
スタートしてそろそろ2時間半が経過しようとしているが、1ヘアピンで車が横転したという情報が入った。
タイミング的にうちらの車が通過するあたりだったので一瞬不安になるが、別のチームの様だった。ホッ。
後でKenさんに聞いたのだが、すぐ真後ろで車が横転(というか空中回転(^^;))したそうだ。巻き込まれなくて良かった〜。
←ご愁傷様です。
そろそろスタートから3時間が経過しようとしている。ドライバー交代の時間だ。
ピットインして次のドライバーであるJUN君に交代する。燃料も確認するが、30分後の次の給油までちゃんと持ちそうだ。
←ドライバー交代を上からパチリ
そしてJUN君ピットアウト!
この時点でもまだトップをキープしている!よしよし、いいぞ〜。
JUN君はトラブルから復帰した予選ポールのAE92と付かず離れずのペースで走っているが、向こうもなかなか速いみたいで追いつかないようだ。さすが黒ヘッド(AE111用の4A-G)だ。
しかしうちらのマシンもだんだんタイヤがたれてきたようで、グリップが無くなって来ているという無線連絡がレビンから入った。
さすがにこの路面温度ではタイヤが参ってしまったのだろう。6時間経過まで持てば良いのだが。
そしてスタートから4時間が経過、2回目の回収が入りフルコースコーションでセーフティカーが入る。
このタイミングを逃さず給油の為にピットインの指示を出す。
ピットに入ってきたレビンに給油している際にフロントタイヤをチェックしたところ、何と左フロントがワイヤーが出るまで磨滅してしまっている!!
やはり夏だけあって路面温度の高さが影響しているのだろう。予定よりかなり早いが左フロントだけ交換する事にした。
タイヤ交換は1本だけだったのでそれほど時間は喰わなかったが、やはり2位との差が少し縮まってしまった。
まあ、相手もこれからピットインなどをするのだからそんなに順位は変動しないだろう(^^;)
そしてJUN君も順調にドライブを続け、トップのポジションをキープする。
そしてスタートから4時間半、ドライバー交代の時間である。
次のドライバーは私TETTUである。このピットインではドライバー交代のみ行ってピットを出る。
ワタシは今回フリー走行でも乗らなかったので、まずは自分自身をレビンに慣れさせる事から始めなければいけない(^^;)
なにせワタシは乗ってすぐその車でベストの走りを出来るほど器用ではないのだ(笑)
でも、やはりエンジンのパワー感が有るのが分かる。8000rpmまできちんとパワーがついて来るのもすごいが、エビス東の最終の登りで2速から3速に入れてもちゃんと加速していくのである。
こりゃ楽しい〜とか思っていたのだが、まだラップタイムは遅い状態だ。
なにせピットから「もっとがんばって〜」という激が飛んでしまったからである(笑)
というわけでがんばって走るのだが、さすがに暑い!!!
乗った時間が午後2時過ぎなので、一番気温が高い時間なのである。暑さで頭がボーっとしてきてしまう。
なんとかこらえて30分ほど走ったところで臨時の回収が入る事になった。
ここでピットから無線連絡、この回収の時間で20リッターだけ給油するというのだ。
もし次の回収が入らなかったとしても、この時にガソリンを少しでも入れておけば次の給油での時間ロスを最小限に出来るという作戦だ。
ピット作業中はうちわで扇いでもらうが、やっぱり暑いものは暑い(笑)
そうこうしているうちに作業も終わり、また走り出さなければならない。
ここまで自分の走行時間が長いと感じたのは久しぶりである(^^;)
まあ、もうガマンするしかないので「キャンセル待ちなめんよ!」精神でがんばって走り続ける。
このへんになってくると段々ラップタイムも安定してくるが、このムラはなんとかなおさないとダメだ(^^;)<私
暑いといえば油温も熱い。油温計上ではいまだに150度をマークしているのだ。セーフティカーが入ってペースを落としても130度以下に下がらない。
・・・・やっぱりこれは油温計が壊れているという事にしておこう。
そんなこんなで何とか1時間半を走りきり、これでスタートから6時間が経過した訳だ。
さあ、残り半分、気合い入れて行くぞ〜!