移りゆく四季に、つつまれて。

蔵王連邦の山々に囲まれ、緑豊かな自然に恵まれた“花の郷”柴田は、一年を通してさまざまな花が咲き誇り、訪れる人を優しく迎え入れます。

毎年、1000本を越すソメイヨシノが見事に咲き誇る船岡城址公園や白石川沿いの一目千本桜など、東北でも有数の桜の名所として知られている柴田。

なかでも毎年4月10日から25日の期間で開催されている恒例の『さくらまつり』は、春の訪れを告げる催しとして多くの人々に親しまれており、305mのスロープカーを利用した眺望は、県内外から集まる30万人以上もの花見客の心を魅了してはなしません。

一目千本桜
菊人形まつり

また、毎年10月20日から11月14日に船岡城址公園の三の丸跡を会場に開催される秋の風物詩『しばた菊人形まつり』は、昭和45年から始まった宮城県唯一の菊人形まつり。

毎年NHK大河ドラマをテーマに豪華絢爛な歴史絵巻が会場いっぱいに繰り広げられ同時に開催される宮城県大菊展とともに愛好家はもちろんのこと、多くの観光客の目を楽しませている。

一方、国指定の天然記念物で愛宕山中腹に威風堂々とそびえ、樹齢600年以上を誇る『雨乞いのイチョウ』や県指定天然記念物で上野山山腹にある『不動堂のフジ』など、名木や古木が町のあちらこちらに点在。柴田のさまざまな歴史の変遷を静かに見守ってきたその姿は、凛とした美しさをたたえています。

一年を通して、海洋性の影響を受けた温暖な気候を持つ“花と緑の郷”柴田。移りゆく季節の中につつまれ、彩られながら、今年もまた、新たなにぎわいの季節を迎えます。

雨乞いのイチョウ


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