8月6日〜7日に岩手〜秋田〜山形のツーリングを計画しておりましたが、
おいらの日頃の行ないが祟ったせいか、雨のため計画変更になりました。
当日の朝4時半に起き、天気は霧雨、「まあ、このくらいの天気なら・・」と思い
タンデムに荷物をセッティングしてると、新聞配達のおにぃちゃんに、
「どッか、出かけんすか?」と聞かれ、自慢げに「ちょっと秋田まで」なんて言ったはいいものの
いざ、5時半に出発したら、村田インターに近づくにつれて本格的な雨、
それでも、時雨と期待しつつ村田インターに到着、天候表示を見ると、
ガ〜〜〜〜ンっ!「村田〜盛岡間 雨」の表示、さすがに一般道だったら
我慢して走るけど、軟弱スキーヤーのおいらにとっては、高速道路が雨なのは危ないし、
一気にテンションが下がる。
  
  すかさず、アポロ13号よろしく、おいらは「勇気ある撤退」を決行したのであった。
家に戻ると、ワイフやドーターズからは笑われ、最後に、おふくろからの「あんたは、バイクに乗
 っている時間より、磨いている時間が長いから、絶対戻ってくると思ってた」とありがたきお言葉
 を拝聴したのであった。
  
  しかし、宿は既にとってあったので、いまさらキャンセルしても全額支払だし、
今度はおいらの「セコイ虫」がうずいてきたのである。そこで、屋根付きの4輪
簡単に言えば、自家用車(オートモービル)【 日系日本人の 大友 ビル ではない!】
 に乗り換え、直接、宿の取ってある山形県の鶴岡市を目指して、いざ出陣。
さすがに高速道路は雨で前の車のしぶきで前がよく見えない。
やっぱし、バイクは無理だったなと思い納得して宮城県側から笹谷トンネルに入る。
3キロほどのトンネルを抜けようとすると、なんか様子がちがう。
なにィ〜っ、と思った。山形側は晴天。まさに青天の霹靂。やられた。
  


赤のラインが、たどったコース
  
日本海側はなんと晴れていたのである。やっぱり日頃の行いが悪いんだな〜〜っと実感。
ルートは夏スキーでよく行っている月山を経由してなのでよく知っている道である。
このままでは、チャックインの時間をはるかに早く着いてしまいそうなので
サービスエリアで地図とにらめっこ。ほんとならば、この晴天下を2輪で走ってたのになぁ…。
鈴木ちゃんが奥様と秋田に今いるというので電話してみる。なんと、昨日、北海道から2人で
泳いで本土上陸したそうである。さすが、我がスキーの師匠は一味違う。
  
  湯田川温泉に着いたのは3時。フロントのかたに、「あれっ?バイクでいらっしゃるんで
 はなかったんですか?」と聞かれ、なんでおいらの交通手段まで知っているんだ!と不思議だ
 ったが、後でわかったことだが、宿の手配をお願いした旅行代理店の方で事前に連絡してたそ
 うだ。(さすがサービスが行き届いてまんな。哲チャン、ほんまにおおきに!でも、おいらは車だ
 よ。)
  
  宿は、ひなびた感じで結構よかった。みんなはもうちょっと足を伸ばして、湯の浜温泉に行く
 みたいで、ここは静かで、おいらみたいな田舎者にはちょうどいい。夕食まで、すご〜〜く時間
 があったので、温泉に浸かったが、誰〜〜もいなくて貸し切りでした。
夕食も翌日の朝食も上げ膳据え膳で、普段、家庭で虐げられているおいらとしては、最高の一
 泊二日であった。
  
  帰り際、宿の方に、「こんどはバイクで来て、リベンジします。」と言ったら笑われた。
なんとか、ほんとにリベンジしなくては。
                                 








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