シリーズ第1戦も無事に終了し、いよいよ夏の12時間耐久に出場する事になった。
そしてこのレースに参戦する事に当たり、今まで酷使してきたエンジンを代替えする事にしたのだ。
エンジン載せ換えに関しては別記した番外編を参照してもらうとして(^^;)、テスト走行でそこそこ走ってしまったエンジンを武器に乗り込んだレースのレポートをしたいと思う。
8月某日
さて、テスト走行も終わり有る程度一安心という状態であるが、実はあんまり安心もしてられないのだ。
というのも、テスト走行に向けて突貫工事を行っていただけ有って、我らがレビンは結構細かいところが仕上がっていないのだ。その他にもいつもの準備もしなければいけないので、あんまり余裕こいて居られない(^^;)。
まずは水温計が動いていない。これは、5バルブ搭載に伴って冷却水周りのレイアウトが変更になってしまった為に今までの位置にセンサーがつかなくなってしまったからである。
しょうがないので大森メーターからセンサーの延長アダプターを購入し、ラジエター後の水路にセンサを埋め込む事になった。これだとメーター指示値が低くなってしまうのだが、なにせ予算が無いのだ(笑)。
次に油温計だが、これは今回購入した装備である。しかしこれも今回購入したオイルクーラーのオイルブロックにセンサが取り付く穴が無いという事が発覚したので、まだセンサーがエンジンルーム内で遊んでいるのだ。
オイルブロックを新たに購入する訳にも行かないので、ここで手持ちの油温計取り出し用オイルブロックを持ち出して、必殺オイルブロック2段重ね攻撃!!を行った(笑)
これはエンジンブロック側にオイルクーラー用のオイルブロックを取付け、さらにそのうえにセンサ用のブロックを重ねて使用したのだ。良い子のみんなは決してマネしてはいけない(笑)
そしてオイルクーラーのコアを取付け、とりあえず油と水関係の作業が終了した。
その次に、穴が空いているタコ足をネットオークションで入手した中古品に交換。これでまともなエンジン音になってくれた(^^;)
これで今回のエンジン載せ換えに伴う作業はすべて終了した事になる。冬からこっち、えらく長かった様な短かった様な感じである。
さて、ここで大体レース1週間前というところであるが、あとはいつもの作業がまっている。
まずはブレーキパッドを新品に交換する。ちなみに今回は12時間なので、フロントのみもう1セット準備した
。
そしてタイヤを新品にしてボディをコンパウンドで磨き、またもや久しぶりにキレイになったレビンの完成っ!である。
そして残るは荷物を積めるだけレビンに積めこんで、残りはレース前日にバンを借りてきてそれに詰め込む事にしよう。
8月21日
この日は火曜日で平日である。先週の週末でレースの準備が大体終わったので安心しきっていたのだが、ここで緊急事態が発生してしまった!!!
なんと、エントリーが受理されなかったのである!!!!( ̄□ ̄;
いつもの様に余裕ぶっこいてエントリー用紙を送るのを遅らせてしまったのだが、その間にエントリー台数がいっぱいになってしまったので、締め切られたのだった・・・・・・
通常この耐久レースではピットがあふれて屋外ピットが用意される事が多いのだが今回はそれも埋まってしまったらしい。
なんでも、タイム計測をする為の発信器がもう数いっぱいらしい。
なんてこった、冬からこっちの苦労がこれでパーになるのか・・・と思ったのだが、issi君の必死のエビスとの交渉(なんと嘆願書まで出したのだ(^^;))によって、当日車を持ち込んでキャンセル待ちをさせて貰えることになったのだ!!!
もうここまで来たらダメもとでもやるしかない!
8月24日
とうとうレース前日になった。しかもレースに出れるかどうか分からない不安な状況である(^^;)
まあ、それでも当日は車を持ち込んでエビス正面突破(^^;)を狙うので、一応準備をしよう。
借りてきたライトエースノアに残りの荷物を積み込んで、レースに出れる分の準備をしておく。
もちろん食料品も念のため持っていく事にしよう。
そうしているうちにいつもお世話になっているパール自動車さんから借りたトラックが到着。
パール自動車様、いつもトラックをお貸しして戴き、ありがとうございますm(_._)m
レビンを積み込んで今日の作業は終了。
そして明日であるが、いつもより1時間程早く着くようにして、朝から交渉してキャンセル待ちをしようという計画で行くことにする。
というわけで今日は早めに解散して寝る事にする。
さて、一体我らワイルドハーツは12時間耐久に出場出来るのであろうか?