2001年8月13日 追加メーター取付(メーター修理)


オイルクーラーも取り付けたという事は、やっぱり油温は知りたい所です。

と言うわけでこれもネットオークションで購入しておいた中古の電子式油温計と、知人から購入した新品の機械式水温計を取付しました。

新品の水温計は良いとして、問題なのは油温計です。なにせ格安で購入しただけあって訳有り品なのです。

それは何かと言うと、何とイルミ電球が付かないのです。

そこらへんは何とかして修理してみようというのが貧乏人であるワタシだったりします(笑)

さあ、早速実行してみましょう。


・メーター分解と電球交換

今回購入したのは大森の電子式油温計なのですが、これの電球を交換するのはちょっと大変です。

何せ外側のリングがカシメて有り、そのままでは取れません。

そこで精密ドライバーの大きめのやつでグイグイとこじってやりましょう。

←こんな感じ

全周まんべんまく広げたら、あとはメーターから外周のリングを外します。この時中のゴムパッキンが張り付いて居る場合が有るので、注意して外しましょう。

そして裏側のネジを外して、配線のグロメットを取ってやればめでたくメーターは分解出来ます。

←分解完了

お次は電球ですが、電源に繋ぐとたまに光りますが、そのうち光らなくなってしまいました。

#↓ちなみに動作チェックはPCを分解して、中から12ボルトの電源を取って行います(笑)

確認の為テスターで電球の抵抗を測ると、やはり抵抗が無限大と言うことで切れてますね。

ここで交換用の電球ですが、同じ電球はちょっと見つからなかったので、自動車用で一番小さいウェッジ球を購入してきて、足を伸ばして基板にハンダ付けしてやりました。少し足は短いのですが、何とかなるもんです。

#写真を取るのを忘れてしまいました(^^;)

後は出来上がったメーターの中身をケースに入れて、外側のリングを自分でカシメていけばOKです。

ちなみにこのカシメ、そのまま一周するとあまりうまくカシメられません。最初は90度ずつ強くカシメましょう。

そして徐々に全周カシメしていけば良いです。

なお、カシメる器具は、鉛筆の後ろとか、割り箸とかの木材が良いかもしれません。うまく形がなじんでくれますので。

これでメーターはなんとかまともになりました。


いよいよ車に取り付けるのですが、ワタシの場合は油温、水温ともすっきりおさめたかったのでトラストのピラーメーターを購入しました。

しかしトラストは直径52mm用の車種別ピラーメーターはリリースしていません。しょうがないので汎用のものを2個購入して繋いで装着しました。

みんなからは何でφ60のピラーメーターにしなかったの?とか言われますが、個人的にはφ52の方がφ60より右ナナメ前方の視界が良いのでお気に入りなんですよ。そのためにわざわざメーターを下に寄せて付けたし。


室内側は装着出来ましたが、今度はエンジンルーム側のセンサーを設置しましょう。

室内からエンジンルームへは、運転席側のFフェンダーの中にあるハーネス穴を通して配線を通します。

しかし、電子式の油温計はともかく、機械式の水温計は通しにくいのなんのって(;_;)

これからメーターを買われる方は、少し高くても良いから電子式を購入したほうが良いですよぉ〜〜(^^;)

で、油温計は先日取り付けたオイルクーラーのオイルブロックにセンサーを取り付けます、っていうか既にこの前取り付けていました(笑)

ちなみにこのHKSのオイルブロック、大森の機械式センサは大きすぎてセンサ穴に入りません。変換アダプタなども無いので装着は出来ないみたいです。素直に他のメーカーのメーターにするか、電子式にしましょう。

#実は機械式の油温計は持っていたのですが、これが理由で付けられませんでした・・・・(^^;)

水温計の方は、ラジエターアッパーホースを途中で切って、そのあいだに水温センサアダプタを挟んで装着します。

HCR32の場合、このアッパーホースが短く、おまけに直線部分が無いので結構無理矢理取り付けてます。

←つける前はもっと曲がっていました。

で、水温センサアダプタ付属のホースバンドで締め付けるわけですが、これが結構弱くてすぎにネジがバカになってしまいます。

このままではやはり水漏れしてしまうので、ホームセンターなどで強力なホースバンドを購入してきて交換しました。

これで取付は完了です。エンジンを始動してみましょう。

純正水温計の針が動き始め、サーモが開いた時点でちゃんと後付けの水温計が動けばOKです。


さて、前回取り付けたオイルクーラーの効果も見てみたいですから早速走って温度を測ってみましょう。

外気温25度程度の状態で、国道を普通に流す程度だと大体下記の温度で落ちつきます。(エアコンはOffの状態です)

・水温・・・75度〜85度

・油温・・・80度〜90度

真夏の外気温30度程度で、エアコンを付けて町中を走った状態ではどうでしょう。

・水温・・・90度〜95度

・油温・・・85度〜90度

やっぱり高いですね。特に信号待ちで停車しているときなんかは、水温がグイグイ上がります(^^;)

ちなみに夏場はサーキットを走れなかったのですが、秋口走った時の温度を書いておきます。外気温は10度程度です。

・水温・・・90度

・油温・・・105度〜110度

やはりあんまり上がりませんね。オイルクーラーはさすがに冷えるようです。


こんな感じで取付が終了しましたが、エンジンのコンディションを目で有る程度見れるというのはなかなか面白いものです。

これで夏場でも安心してアクセルを踏めるというものです。


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