2001年6月29日〜 エアクリーナー交換、その他の作業
前回マフラーをネットオークションで購入したのに味をしめてしまい、今度はまたもやネットオークションで社外品エアクリーナーを落札してみました。
購入したのはHKSパワーフローです。大体3000円くらいかな。
早速取り付けしてみましょう。
#ちなみに今回も取付時の写真は有りません(^^;)
まずは純正のエアクリーナーボックスを取り外します。
手順としては、
・エアフローメーターのコネクターを外す。
コネクタが堅くなっていたりするので、壊さない様に注意です。
・エアフローメーターとインテークパイプのホースバンドをゆるめ、エアフローメーターごとボックス上側を取り外す。
このホースバンドのネジが回しにくい場所に有るので、結構苦労します。ラチェットレンチで地道に緩めましょう。
・エアクリーナーボックス下側はボディにネジで止まっているので、ネジを緩めて外します。
・エアフローメーターとボックスを締結しているネジを緩める。
これで純正エアクリーナーボックスは外れます。この時ついでなので、エアフローメータをケミカルで掃除してあげると良いですよ。
ちなみにワタシが使っているのはクレのエレクトリッククリーナーです。基板とかにも使用出来るとなっているので、たぶん大丈夫でしょう。
ちなみにブレーキクリーナーは成分が残ってしまうことが有るので、やめた方が良いかと思います。
そして取付けましょう
・エアフローメータにパワーフローのフランジを取付ける。
・エアクリーナー本体とフランジ部分を付属のゴムホースで繋いで、ホースバンドで締める。
このホースバンドにはステーも共締めしますが、後で角度調整が必要になったりするので仮締めでOKです。
・上記のアッシーをエンジン側のホースに取り付ける。
・ステーをボディに取り付ける。
実はワタシが購入したパワーフローは中古品なので、ステーが足りない様な気がしました。
あーでもない、こーでもないとステー取付けの場所をさがして、なんとか取付けました。
エアクリーナーの位置も配線に干渉したり、ボディに当たりそうな場所はやめましょう。
・各部のネジやホースバンドのゆるみをチェックして、完成。
よし、早速インプレッションに行ってみましょう!
・・・やっぱり低速のトルクは無くなったみたいです。でもそのかわり、上まで回した時は一気に吹け上がるのでかなり楽しい!です。
吸気音もなかなか勇ましい、と言いたいところですが、タービン動作時の音があんまりかっこよくないです。
何でかといいますと、純正のブローオフバルブ(リサーキュレーションバルブという)には、バルブが閉じてる時もエアをバイパスする穴が開いているのです。そこから空気が戻る時に、笛みたいな音がしてしまうんですね。
走っていると、「ぴゅぅ〜〜〜、ぱぴゅぅ〜〜〜ん!(←ブローオフ動作音)」という感じなんですよね。
まあ、ブローオフ作動時は社外ブローオフに負けない音はするんですけどね(笑)
そこで、この純正ブローオフの穴を埋めてしまいましょう。
そもそもこの穴は何で有るかというと、ブーストが掛かった時とかのギクシャク感を無くす為らしいです。
一般ユーザー向けには良いかもしれませんが、別にそんな機能無くても良いというわけです。
さてこの穴をどうやって埋めるかというと、ホームセンターなどで2液硬化の接着剤やパテを使います。
出来れば金属セメントがベストでしょう。何にしても熱に強い奴を選びましょう。
そして純正ブローオフを取り外してブレーキクリーナーでキレイに洗います。くれぐれも油分が残らない様に。
そして接着剤を使って埋めてやって、乾燥するまで待ち、出来上がりです。
これだけでもブーストの掛かりのフィーリングが良くなるし、音もそこそこ良くなってくれます。
これで大体まともにはなりましたが、今のままでは熱いエンジンルーム内にそのままエアクリーナーが設置されていることになります。折しもこれを取り付けたのは真夏なので、熱気を吸ってパワーダウンは必至です。
そこで、出来るだけ熱気を吸わない努力をしてみましょう。
その方法ですが、
・遮熱版を製作し、熱気を防ぐ
・エアダクトをバンパーから引き、外気を直接エアクリーナーに当ててやる。
というものです。
まずは遮熱版の作り方ですが、ワタシはこのようにして作りました。
・ボール紙などで、型紙を作る。
まずはどこをどう板を這わせるか、を確認してみないと作れませんから、大きめのボール紙を大体のカタチに折り曲げてエンジンルームにつっこみます。
そしてここが当たる、ここが足りない、などを確認しながらハサミで切っていったり、ガムテープで足したりしていきます。この時ネジ穴の位置も考えて作りましょう。
そうすると、大体のカタチが出来上がるはずです。
・大きめのアルミ板を買ってきて、型紙通りにカットする。
型紙を広げてアルミ板の上に置き、マジックでその外形を書き移します。そして、そのカタチに切っていくわけです。
ちなみに、ワタシが使用したのは厚さ0.8mmのアルミ板で、柔らかいので金切りハサミで結構簡単に切れました。
まあ、相手は金属なので結構切りにくい所もあります。そこは糸のこで対処してあげましょう。
曲げも相手はアルミなので、結構簡単に曲がります。角材の角を使って曲げたりすると良いですよ。
・車に装着する
型紙をしっかり作っておけば、結構すんなり装着出来ます。あとは想定していたより固定が甘いとか、隙間が大きすぎたとかの問題も出て来ますが、そこはステーを追加するとか、ゴムシートを貼って隙間を埋めるとかしてやればそこそこ効果が有ると思います。
←ダクトがガムテープで固定してありますが、これは悪い例(爆)
冷却ダクトの設置
冷却ダクトは、走行時に積極的に外気を取り込んでエアクリーナーに当ててやるようにします。
具体的には、バンパー開口部にダクト入り口を固定して、そこからエアクリーナー部まで引っ張ってあげるわけですね。
ワタシのスカイラインの場合、バンパー内側にはインタークーラーのホースがのたくっているので結構細いホースしか通りませんでした。
←しっかし、ボロいバンパーだな(笑)
でも効果は結構有りますよ〜。