2001年5月4日 フロントのアーム類交換


ここ数年のサーキット走行や雪道走行によって、ワタシのR32はアーム類のブッシュがもうガタガタになってました。

フロントのアッパーリンクはニスモの強化品を入れていたのですが、ジャッキアップして手で揺するともうガタガタになってしまってます(笑)

というわけで、今回は足周りリフレッシュと称してアーム類交換を行いました。

あ、ちなみに写真取り忘れたのでほぼテキストのみです(^^;)


さて、今回購入したのはフロントのアーム類です。

フロントアッパーリンクはクスコ製のネガティブアッパーアーム5mmショート

フロントロアーリンク(トランスパースリンク)はニスモの強化ブッシュ圧入済みタイプです。

なお、今回は予算不足の為ピロテンションロッドは見送りとなりました(^^;)


今回は友達の会社のリフトを借りて作業しましたが、あまり高く上がらないタイプだったのでウマ掛けて作業するのとあんまり変わりません。

で、リフトアップして作業開始です。

まずはロアーリンクから。

ロアーリンクにはテンションロッドとの接続が有るので、インパクトレンチで一気にゆるめます。

その後フロントメンバーのアーム取付ネジを緩めてアームをフリーにします。そしてナックルとのボールジョイントの勘合を外す事でアームが外れる・・・のですが、ボールジョイントが外れません(^^;)

手元にはギアプーラーが有ったのですが、さすがにスペースが狭く、上手く掛からずに外れませんでした。

一応ボールジョイントプーラーは持っていたのですが、今日は不覚にも違う場所に置いて有り、使えなかったのです(笑)

しょうがないので、近くに有るストレートという工具やさんに行ってまた同じボールジョイントプーラーを購入してきてしまいました(爆)

#2個ももっててどうするよ(笑)

これで何とかボールジョイントも外れ、あとは新しいアームを取り付けます。

ここでポイントは、アームのネジは仮止めにしておいて、ジャッキで足周りを持ち上げて接地したのと同じ荷重にして本締めします。これは接地状態でブッシュのねじれを無い状態にするためです。こうした方がブッシュが長持ちするし、動きもしなやかになるんですね。

次にアッパーリンクを交換です。

今回購入したのはクスコ製の5mmショートタイプです。そう、アッパーリンクが短くなるとネガキャンが付く(はず)んですね〜。

ちょっとワクワクです(笑)

で、交換作業は今までのアッパーリンクを外して、付けるだけ(爆)

このアームはブッシュの代わりにベアリングを使用しているので荷重締めは必要無いし、簡単です。

あとは各部のチェックを行って終了。


さあ車を下ろして見ましょう。

おっお〜〜、しっかりキャンバーがついてます(*^o^*)

こうなるともうちょいオフセットが少ないホイールが欲しくなりますね〜。ちょっとキャンバーの分中に引っ込んだようになってしまいました。

さあ、試乗してみましょう。

第一印象は「しっかりサスが動いてる」です。今まではやっぱりガタガタのブッシュのせいで動きがだらしなかったし、ガタが有ったのですが、今回はちゃんとガタ無しに動いているという感じになりました。

あと、今までは車高を下げるとバンプしたときに「ガコンっ」って音がしていました。車高調のどこかから音がしていると思っていたのですが、今回この音が消えました。この音ってアームのブッシュが劣化してたせいだったのですね。

このフィーリングには大満足です。キャンバー付けた事もあって良く曲がるし。

ただ、今回の作業でもブレーキのジャダーは治まらなかったので、ジャダーの原因は足周りでは無かった様です。

こちらはもう少し検討してみないといけないですね。

というわけで、距離が行ったR32にはこの作業はオススメですね。


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