2000年4月2日 ハブボルト交換
それは夏タイヤに交換しているときに起こりました。
リア左のホイルナットをインパクトで外していると、一本だけなんかイヤ〜な手応えが・・・・
そう、ナットのネジをなめてしまっていたのです・・・
なんとかインパクトのパワーで外しましたが、ボルトとナットのネジ山が完全に潰れてしまっていました。
軽い症状ならなんとか修正して使えるのですが、今回は完璧にダメです。しょうがないので、日産に行って
ボルトを購入(1個¥150)し、交換しました。以下にその手順を載せます。
#急なことだったので、写真なしです。後でボルトの写真だけでも載せようかな(^^;)
1. ブレーキキャリパーを外す
2. ブレーキローターを外す
3. 交換するボルトを外す
外す方法ですけど、ディーラーで聞いたらハンマーで外すよ、とのことだったので、ワタシも
ハンマーでぶったたいて外しました。
どうせ使わないボルトだし、問題無いでしょう(^^;)
なお、R32の場合、サイドブレーキがドラム内蔵型のため、ハブの周りにはシューなどの部品が有ります。
シューの一部にボルトを逃げる様な切り欠きがあるので、その位置にボルトの位置を合わせて叩き、抜き取ります。
4. 新品ボルトを組み付ける
抜けた穴にハブ裏側からボルトを入れます。周りにシューが有るので、入れるのにちょっとだけ苦労しますけど、
上手くくぐらせるようにしましょう。
ボルトは圧入しなければならないので、もちろんそのままでは入りません。
表からナットを締め込んでボルトを引っ張り出します。このときインパクトが有ると一気に引っ張りだせるので楽です。
無いときは、地道にクロスレンチでしめこんで行きましょう。最初少しコンコン、と弾みを付けて締め込めば、ボルトは
共回りしなくなります。
締め込むときはローターを組み付けてサイドブレーキを引いておくとクロスレンチで行けます。
注意点としては、締め込むナットはいらないやつをつかいましょう。結構傷付いたり、変形したりします。
あと、ナットとローターの間にはワッシャーを入れると、ローターに傷つきません。
5. ローターとキャリパーを元通りに組み付ける
ブレーキは命に関わる部分なので、慎重に作業しましょうね(^^;)
6. タイヤを組み付け、ナットを締め込む
少し走行してから一度ちゃんとナットが締まっているか確認したほうが良いでしょう。
もしかしてボルトが最後まで入っていないと、ナットが緩んでしまいますからね。
で、結論
タイヤ交換などの作業は良く行う部類の作業なので、慣れている事もあり油断していました。
でも実際は今回の様にボルトとナットをダメにしてしまいました。
案外慣れている作業でもワナが潜んでいるものなんですよね。
これを教訓に、注意して作業するように気を付けます。
あと、頻繁にいじる人は、万が一のためボルトのスペアは持っていた方がよいかもしれません。
安い部品だけど、出先でやってしまったら結構ピンチな状況に陥るかもしれませんからね(^^;)
しかし、写真が無いとわかりずらいな〜(笑)