Vol.37

@2006年11月25日 更新@

テーマ  「新譜」

2daysが終わり1週間が経った。時が経つのはホントに早いものだ。
同時にセカンド・アルバムの発売まで1週間となった。

ここに来るまで多くの人から話を貰った。
早く出せ! 音源化しろ!と
ファーストが2001年春発売だからホント月日が流れているね。

今、レコーディングの頃を思い出している。
6・7月だから随分と昔にも思える。

セッティング込みで毎回日々13時間スタジオに缶詰状態のハードなスケジュールだった。
オペレーターもさることながらプレイヤーは特に凄かった。
特に手始めのドラム録りのマキシ、次にベース録りの燵也。
二人とも初めて経験するレコーディング、そして長丁場。腕も足もパンパンになりながら時には弱音が出るほど
ハードなリズム録りだった。しかし日程が詰まって居たために肉体の限界に挑戦したイカした二人だった。

次にリズムギター録り。そうRYU兄だ。
彼に相応しい言葉は「怒濤」だね。二人の遅れを視野に入れレコーディング経験者とあって凄まじい
ペースでこなす。ミステイクを最小限に押さえ質はイイ物をって感じでオカズやソロをも怒濤の様にこなす。

俺はと言うと同じくどれだけテイク数を減らすかを頭に入れて望んだ。
何度もミスしていたら声が枯れるのは判っていたから。
ただあまり余計な事を考えると感情を込めて歌えなくなるから、とにかくその曲・曲の詞を書いた
当時を思い出しながら叫んだ。

それからライブなどのスケジュールを挟みミックスや編集などの活動を経て
事務的な用件を済ませ現在に至る。

どんな反応が出るのか楽しみだ。
聴く側によっては賛否両論だろうね。
ココが良いとか悪いとか。
ただこれだけは言える。
「魂を宿した1枚」
俺達4人だけでは無い...
1曲1曲が出来るまで関わった人間達・兄弟達の気持ち、その後のライブやらアレンジやらで
携わった多くのの人達が残した魂が宿っている。

マイナス化された心が聴いてプラスに変わればソレだけで俺達は至福となる。
多くの人達が命を粗末にし過ぎている。
他に方法は無いのかい?
あるよ!特効薬かどうかはしらないが、うちらのディスクを聴いて詞を読んでみな!
そして1度でも良い。ライブを見てみな!

誰かが言った...
ライブは生き物だと。

その通りだね。俺はそれ以上に音楽は生き物だと思う。
「手前色の虹」は生きている...



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