Vol.34

@2005年12月04日 更新@

テーマ  「2005」

早いもので2005年も1ヶ月を切り、今年も残す所ワンライブのみとなった。
気づくと雪まで降って来て冬だ。1年とはホントに早いものだ。
今年は内容の濃い年だった。全てを思い出せないくらいに。
ライブの本数はいつもの如く少ないがスタジオワークスが多かった。
前中盤はメンバーチェンジがありいつも以上にスタジオ入りが多かったのを憶えている。
そして夏に訪れたTHE STAR CLUBとの共演の話。
ここから2005年第2の幕開けとなった。とにかく一緒に出来ると言う嬉しさよりも
耳の肥えた不良どものオーディエンスにどんな音楽を提供するべきか?
メンバーはそこが悩みであり目標であった。
直前にメンバーに旧友が復活し限られた時間の中でとにかく自分たちを高めた。
あの2ヶ月間そして2005年10/16は生涯忘れる事の出来ない日となった。
全てが新鮮だった。今の自分の原点である彼が目の前で普通にいる。普通にリハをこなしている。
いつもステージの上と下。プレイヤーとオーディエンスという立場で無いだけで新鮮だった。
お互いのプレイもさることながらOFFが思い出深い。あの時の酒は美味かった。
だけど味なんて憶えちゃいない。その空間に酔いしれた...

貴重な体験を皮切りに俺達の密なスタジオワークスは続き、
久々のそれなりに詰まったステージスケジュールがそこにある。
嬉しい限りだ。
その集大成とも言える今年の締めが近づいて来た。
ステージテーマも決定した。「偽り無きパンクロック」
これにはいくつかの意味がある。
まず気づくのは1月と同じステージテーマ。結局俺達は演ることと言えばパンクなんだよ!
それは過去も未来も変わることなく。1月、この時発表した新曲にも意味していたからだけど、
このテーマで2005年を扉を開き、そして同じテーマで12/18に2005年のステージを締めようとしている。

先日、あのピストルズが「ロックの殿堂」に入ることとなった。
表彰式は来春らしいがね。本音から言えば何故!?何故今!?ってのが俺の意見。
でもあの名誉あるR殿堂に選ばれるのは限りなく名誉なことであり以後誇りとなる。
ロンドンパンクの爆発力があったからこそ日本にも各国にも
パンクが飛び火したことには変わりは無いからね。これもテーマの理由のひとつかな。

ここ最近セットリストが100%オリジナルソングだった。
メンバー内からの意見により久々に1曲カヴァーしようとなった。
色々意見は食い違ったがRAMONESは外せないことになり選曲が決定した。
これ以上言うと12/18のネタばらしでメンバーに怒られそうだからやめとく。
でも以前によく演ってた電撃バップじゃ無いことは言い切れる。
久々の英詩で最初は戸惑ったが...(英詩だと気持ち込めるの難しいじゃん)
まぁ、RAMONESと言えば説明のいらない様に偽り無くパンクでありロックである。
理由はそれに尽きるね。

そんなこんなで2005年12/18はここ何年かでおそらくNo.1のパンクステージに
なるんでよろしく!熱く熱くしようぜ!箱に凱歌が流れることを祈って!
アディオス!

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