Vol.29
@2003年07月27日 更新@
テーマ 「Sense of values」
本当の意味でのクローンが存在しない限り、己の周りには限りない生物がある。
もちろん我々、人間も。
どんなことがあっても全くの同じはない。当たり前のことだが...。
日本には確か、約1億2千5百万人の人間が共存している。色々な目的や何かを抱えて。
当たり前の様に朝が来て、当たり前の様に暗くなり寝る。
当たり前の様に毎日が過ぎ去る。そんな中でも必ず「価値感」という感情はある。
こんな事実もそうだ。TVをつければ毎日の様に殺人ゲームの報告が後を絶たない...
殺人ゲームとはひどい言い方かも知れないが、まるで人の死をTVゲームでもするかのように行われている。
そして低年齢化している。学生同士、先輩後輩同士の圧力なんて昔からあった。
もちろん俺だって経験している。生意気だと呼ばれサンドバックになる。その逆だってもちろん。
だけど、何かスジは通っていた。無意味な時もそれはあったがね。
学生内以外にしろ、最近の事件は後書きの言葉(反省論)はまるでTVゲームの世界。
リセットボタンを押せば命が甦るとでも思っているのだろう。
TVの報道と言えば国会。
あそこでは本当に法律やら何やらこの国によって大切なことが決められている場所なのだろうか?
いつも見る光景は首相を引きずり降ろすこと、自分の党をトップへ伸し上げること。そんな光景ばかりだ。
それもこれも個々の議員それぞれの価値観の違いなのだろう...
何かを好む行為だってだって人それぞれ価値観が違う。
私はサッカーが好きだとか、野球が好きだとか、色々あるが
人それぞれに好きな理由は異なる。チームや選手、選手にしてもプレー、アクション、容姿など。
タレントにしても顔の部位や仕草が好きなどと、その好きな種によって
自分に対して得られる価値は他人と大きく異なってくる。
人を好きになることだって価値観は大きく左右する。
音楽だってそうなのかもしれない。
好き嫌いは人それぞれに大小異なる。
だけど俺は何か他のものとは違う気がしてならない。
パンクロック...
これにより俺は様々な感情を持ち、今に至って来たと思っている。
同じ感情を持っている同志も多分そう言うに違いない。
それが音楽やパンクに限らず心に何かを共有するってことは難しくもあり素晴らしいことだと思う。
人と同じじゃ無くても良い。同じならなお良い。共に人生を歩む為に必要なのなら。
価値。すなわち目にしている値打ち。悲しい差別だが持って生まれた感情のひとつ。
誰かが10点つけようが己は100点つけようが、アイツが120点つけても俺が1点でも
その重みを自分成りに大切に思い生きて行こうや。
人生はリセットの利かないゲームだけど、自分の気持ちと努力でいくらでも変えられる!
だらだら話して来たが、俺が何を言いたいのかアンタは多分受けが違うだろう。
それも価値観が違うからなのかもしれない...
だけど同じなのさ......