Vol.24

@2002年09月29日 更新@

テーマ  RIOT STYLE

いつからだろうか...
多分、2・3ヶ月位前からだと思う。
俺にとってのPUNKとは何なのだろうか?
そんな思いが芽生え始めたのは...

そんな出口の見えない気持ちから脱出したくて、少し前から
俺がPUNKと出会った頃を頻繁に遡ろうとしてきた。
店に入り、リストバンドが目に止まった。
そう言えばあの頃は四六時中リストバンドしてたなぁ..
なんて思いながら買って見た。これで何かが判ると期待して。

PUNKとの出会い。
それは、俺が本当に荒んでいた頃だった。
同類の人間以外からは不良のレッテルを貼られ、それでも周りを注視せずに自己中に暴れたもんだ。
世間からは爪弾きにされ、何にも認められずにいた。
でも、そんな俺を認めて欲しくて、
時には自分で勝手に認めて、ただただ突っ走っていた。
そんな荒んだ俺が癒されることは女を抱くことで、
そんな荒んだ俺が信じれるものは自分の拳だけだった。
そして、そんな荒んだ俺の周りいるのは、いつも同じく不良のレッテルを貼られたダチだけだった。
だが、今思えばあの頃のダチは荒漠な存在だったのかもしれない。
真相はしらないがな...

そんな時間を過ごしていた時に俺はTHE STAR CLUBと出会った。
何とも言えない心の癒しと燃える様な思いが体を通り抜けた。
まるでこの荒んだ俺を言っている様だった。
不良を正当化している裏側ではその力を別の場所でも使うこと、
世に対する不満と現状をありのままに表現していること。
こんな音楽はPUNK以外他にあるだろうか?
そう、思った。
常に着飾って美化している周りの音楽が逆に汚く見えた。



そんなことを思い出しながら出来た曲が今回の新曲
「RIOT STYLE」だ。
過去の思いと今の思いとを交差させた詞になっている。
曲はありきたりな世の音楽から抜け出したいと思って作った。
A.Bメロが来てサビでどっと盛り上がる。
サビさえ熟知すればその曲が伝わる。
そんな曲はつまらない。そう考え今回の作曲に取り組んだ。
このRIOT STYLEはサビよりもAメロBメロを重視して見た。
俺の中でのサビはメロだ。

編曲を重ね曲が出来上がった頃俺は当初の思いの答えを見つけることが出来た。
俺のPUNKとは生活、生き様そのものなんだと。
そう、PUNKと出会ったあの頃と何ら変わりない。

周りを変える程の大きな大きな暴動。
周りから見れば見過ごしてしまいそうな小さな小さな俺自身の中での暴動。
何でも良かった。行動を暴動と名を変え生きてた、そして行きてくその姿。
それがPUNKなのだろう...動き出さなくちゃ何も始まらない。
常に大小問わず暴動を起こす姿勢を持って行く。

さぁ、お前等の中にもRIOT STYLEを!!

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