Vol.17

@2001年10月14日 更新@

テーマ  「堕落した虹」


2001年10月14日(Sun)・勾当台公園野外音楽堂
ここで俺は何か大事なものを落とした…

始まりはLIVE主催者から宣告されたこんな言葉だった…
「THE TRADITIONS様、1発目になります。」
俺達も舐められたもんだナ…
鼻で笑い飛ばすことさえ出来なかった。
今思えばもうこの時点であの結果は出ていたのかもしれない…

演奏が始まるとすぐに崩れていた!
客もそして俺達も。
何もかもバラバラだった。
会場にいたお前等も判っていたことであろう。
俺にとっては生涯、忘れることが出来ない日になってしまった。
これはメンバー皆同じだ。

お前等に世の中にそして自らに果てしなく掲げ架けようと
していた自分色の虹、そう新曲としてひっさげた「RainBOW」は
もろくも崩れ落ちた…
もちろん俺達の気持ちの問題でもあったが、
これは自らの力で気持ちで架けて欲しいとお前等に
願ったものであった。



そんな中、ひとりの女の頭上には確かに虹が架かっていた!!
終始、体からはパンクの魂が溢れ出していた。

曲は時を増す度に堕落していった。
ラストのCustom gapが終わりメンバーの顔を見たとき
俺は無理でもROCK POWERを演るしかないと思った。
そう、過去に皆をまとめ上げた偉大なるTHE STAR CLUBのあの曲を!!

伝わった!!
少しではあるが「限りないロックの力」が皆に!!



待っていてくれ!!
必ずもう1度、堕落したあの虹を架けに現る!!
数えられる人数のお前等にでさえも。
そして、PUNK ROCKのために、我等のために力を与えてくれる
たった1人のためだけにでも!!

p.s ありがとう!! ひとみ
君は堕落した我等を救った…

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