Vol.16

@2001年09月24日 更新@

テーマ  「RainBOW」


さぁ! 8ヶ月ぶりに新曲が完成した。
今日はこの新曲「RainBOW」について語ろう。

今回、作曲を担当したのはGuのRYUである。
前作「all」が出来る少し前に1度RYUはこの曲を
メンバーの前で弾いたことがあった…
そして自分なりにアレンジを大幅に行い再度
曲を手にスタジオにノリ込んで来た。

聴き始めの感想はこうだった。
「なんて薄暗い曲なんだ…」
しかし、その薄暗さの中、何かに向かって
突き進むものが俺には見えた…
詞をつけたい!! そう俺は思った。

聴けば聴くほど曲の薄暗さは今の世界
とダブって俺には見えた。
環境破壊による自然の汚さ、悪質な犯罪、過激な事件、
低年齢化する青少年の刺殺事件、汚い言葉使い等だ!!

しかし、そんな世の中でさえも自分の居場所を探して
生きている人も大勢いるのも事実だ。

作詞にあたって俺はこんな情勢を無視することなく、
この薄暗い世界をお前達、ひとりひとりが持つ
自分色に染めて欲しい願いを全面に感じ取って欲しいと思った。

ペンを手に取る数日前、俺は「虹」を見た。
すんげー綺麗だった。
雨の日は誰もが憂鬱になってしまう。
しかし、雨があがったその瞬間に姿を現す虹は
それまでの憂鬱だった心を無にしてくれる。

今回の詞は別に汚れたこの世界に対する反抗心だけではなく。
何らかによって諦めかけていることや
落ちかけている自分の気持ちを
自分しか持っていない個性豊かなカラーに夢と共に
染めていって欲しいと言う意味もある。

Voメロディラインも俺が作ったのだが、
暗さゆえの明るい気持ち、願いを強く表現しているから、
曲とVoとのバランスも聴きごたえあるゾ!!

そして、歌詞の隠れたキーポイントとして
歌詞中に7つの色が出てくる。
そして詞の構成は通常と少し異なっている。
なぜなら、AとBメロはそれぞれ違う
場面を描いているからだ!
1番2番3番のBメロだけは他と違い、
ある植物に例えて進行している。

今日は特別に1部歌詞を公表したいと思う。
1のAメロ、Bメロ、そしてサビをな!!
これだけでも何かを感じとれよ!!

1/Aメロ>>
今日も目覚めと共に 降り注ぐわずかな光
遮るぶ厚い邪心は 己の虚構
時勢に任せていては 全く変わることない
空がいつまでも 青々しくない様に
1/Bメロ>>
根付いたこいつらに力を
聞こえるか? 感じるか?
サビ>>
◎お前等のモノトーンの心に RAINBOW!!
果てしなく高く築け RAINBOW!!
叫べ!夢と共に RAINBOW!!
自らの力で!!

〜THE TRADITIONS.[RainBOW]作詞/KUSAKAより抜粋〜

どうだ!?
曲も聴きたくなったろ!?
LIVEを楽しみにしとってや!!

p.s 詞の著作権は俺にあるんだから
誰もパクるんじゃねぇゾ!!(笑)

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