#今回は長いので2分割する事にしました。
今回はスタンディングスタートなので、フォーメーションラップを終え、再びグリッドに付く。
スタート!いよいよ6時間耐久レースが始まった!
おっと、スタートでちょっと出遅れて4位に後退!
しかし、そのまま1分12秒〜13秒のペースをキープし、順調にラップを重ねていく。
約30分経過時には3位のポジションにつけていた。
おおっと!!残り30分の時点で、issi君が突然ピットイン!!!
何が起こったのか?
どうやらオーバーヒート気味だということで、ラジエータに段ボール(オーバークール防止のためのもの)が
残っていないか確認しに来たとの事。
しかし、ラジエーターには段ボールは貼られていなかった。
ということは、どこかに不具合があるという事か。
今の所どうしようもないので、少し水温の様子を見ながらペースを落として走ろうと言うことにした。
これはちょっと痛い不安材料である。
そういえばクーラントも換えてないし、ラジエーター洗浄もしなかったな〜(^^;)
その後はすこしペースを落とし、14秒〜15秒のペースで走行している。
1時間半走った所でピットイン。
ピットではオンボードビデオのテープ交換とドライバー交代を行う。
次のドライバーはKenさんである。
最初は水温の為かペースが上がらなかったが、そのうち13秒〜14秒のペースに回復する。
どうやら水温は安定したらしい。
そのまま順調にラップを重ねている。
ここで豚汁タ〜イム(^^;)
味付けはさっき現ドライバーのKenさんが行ったが、今運転しているので食べられない(^^;)
そのうちに豚汁終了してしまったので、ピットサインで「とん汁終了」を出してあげる(笑)
ホワイトボードを使用したサインボードは手書き出来るので何かと便利である。
レース開始から2時間経過の時点で回収作業が入り、イエローコーションとなる。
他のチームはこの時間を利用して給油に入るのがパターンであるが、我々は1回給油の予定なので、そのまま走行となる。他チームのピットインなどによって、この時点で1位に浮上!
その後回収終了後も順調にラップを重ねるKenさんだが、次回ピットイン予定時間まであと10分の所で、
突然「ピットに入るぞサイン」を出してきた。
なんだ、何事が起こった?
ピットに入ったKenさんに聞くと、何とガス欠発生!!
ヤバい、予定より燃費が悪い・・・。
とりあえず給油をして、次のドライバーであるJUN君には燃費重視の走行のために6,500rpmシフトの指示を出す。
ピットでは給油を終え、オイルを補充し(最近レビンはオイル消費が多いのである)、ドライバー交代を行い、ピットアウト。
ちなみにここでもジャッキ給油が使えないし、さらに時間が無かったのでタイヤの下にコッパを入れることも出来なかった。
後にこれがきいてくるとは・・・
6,500rpmシフトだと、ホームストレートと裏の100Rで4速に入る。ブレーキとタイヤに負担が掛かるのだ。
それでもJUN君は15秒前後でラップを重ねる。「ブレーキングで他車を抜ける」とはJUN君談
ちなみにここからとん汁第2回開始(^^;)
Kenさん待望のとん汁である。
さて、順調にラップを重ねる我らがレビン号だが、ピットインで順位を少し落としてこの時点で4位となっている。
他のチームは4時間目あたりで給油を行うはずなので、そこでも順位入れ替えが発生するだろう。
時刻は3時20分、とうとうレースの残りは1時間半となった
次のドライバーは私TETTUである。
最後のドライバー交代の為ピットインし、燃料計を確認すると、半分ちょうどくらい。
これなら行けるだろうということでピットアウトするが、走り始めると燃料計の針が少しさがってしまうではないか!
本当に1時間半持つんだろうかという疑問がちょっと頭をよぎるが、何とかもたすしか無いので、回転数を押さえ目にして走る。
しかし、30分くらい経過したあたりで、とうとう燃料警告灯がうっすらと付き始める。
もうラップタイムが落ち込むのはしょうがないので、さらに回転数を落として走るが、だんだん燃料警告灯が点く時間が
長くなってくる・・・・どうしよう・・・
ピットからは「2位と5周差」とサインが出たので、ペースを落とす事にする。
しかも、2位だったAW11は途中で止まっているので。多少安心である。
残り30分になった時点で、もう警告灯は平らな所に行こうがGがかかろうが点きっぱなしで、嫌な予感がしまくりである。
燃費のため第一コーナーは3速のまま、S字は4速という走行をするので非常にコワイ(^^;)
5500rpmから6000rpmシフトでなんとか走っていたが、5分を切ったという所で、とうとうガス欠症状が出てしまった。
レビンはコレクタータンクが付いているので、ガス欠症状が出た=完全にガス欠という書式が成り立つ。
5速まで使って街乗りペースで走るが、ホームストレートでもガスを吸わなくなっている状態である。もうだめだ〜〜(X_X)
最終コーナーを立ち上がった所でまたもやエンジンが止まってしまった。
なんとかアクセルをあおってエンジン復帰、1速に入れて坂をのぼるが、このままではストレートをも走りきれないと判断し、
悩んだ挙げ句ピットに進入した。コース上で止まってペナ喰らうのが心配だったからである。(言い訳言い訳(^^;))
しかぁし、ピットロードを進入していくと、オフィシャルがチェッカーフラッグをもって構えている・・・・・・
こ、これがファイナルラップだったのか〜〜〜〜〜〜〜そりゃないよ〜〜(T_T)
かっこわる〜〜。そのままガマンしてコース走れば良かった・・・・・
でも、結果は3周差で優勝!である。
今回もなんとか勝利をもぎ取る事が出来たのも、応援、手伝いに来て下さった皆さんと、いつもキレの有る作戦を立ててくれるチーム監督のtomoさん、色々協力してくれた皆さんのおかげです。ありがとうございます。