レース参戦レポート番外編

カッティングシートによるレースカーのステッカー製作


レースカーたるもの、やはり外観はでかでかとステッカーを貼ったりして目立つ様にしたいものです。

でも目立つように貼るとなるとかなり大きいステッカーが必要になり、市販品を購入すると高額になってしまいます。

それにオリジナルのロゴだったりすると、業者に頼む事になりさらに高額に・・・・

そしたら自分たちで作ってしまえば良いのですよ!

作ってみると案外簡単なものですよ。ここでは抜き文字ステッカーを製作してみます。

それでは早速製作方法を紹介していきましょう。

1.用意するもの

・カッティングシート(好きな色を用意しましょう)

・製作したいものの原紙(雑誌とかから拡大コピー)

・カッター各種

・スティック糊(スプレー糊でも良いかも)

・下敷き(出来ればカッター作業用の専用品がお勧め)

・マスキングテープ(幅が広いものがオススメ)

・定規(直線が多いものを製作するとき)

まあこんなところでしょうか。

2.制作方法

まず、原紙となるコピー紙の裏側にスティック糊を塗ります。塗るのは残したい部分だけでOKです。

そして少し乾いてからカッティングシートに貼り付けます。

あまりこってり塗ったり、乾かさずに貼ると後で泣きを見ますので注意。

スティック糊を使う理由ですが、あとでカッティングシートから剥がすときにすんなり剥がれてくれるからです。こってり塗ってから貼ると、後で剥がれないんですよ。

すんなり剥がれると言えばスプレー糊も良いかも知れませんね。高くて買えなかったけど(笑)

いよいよカット作業に入ります。

原紙の輪郭を追いかけて切っていきますが、曲線ではデザインカッター、直線では普通のカッター+定規、と使い分けると良いです。時に曲線は普通のカッターではつらいので、ぜひデザインカッターを使用しましょう。

カット時のアドバイスとしては、曲線だったらスムーズに繋ぐ事を心がけ、長い直線は定規を使用して真っ直ぐ切る、という感じでしょうか。

多少の失敗は車に貼るとあんまり目立たなかったりするので、ナーバスにならずに進めてみましょう。

あとは慣れとセンス次第だと思いますよ。

さて、切り終わったら次の作業に取り掛かります。

まずはカッティングの台紙(裏の剥がれる紙)を補強します。じゃないと切れた文字が落ちたり作業性が悪いですので。

次にカッティングシートの上に張っている原紙を取り除きます。

まずは不要な(つまり残らない)部分から紙を剥がしていきます。そうすると必要な部分のみ原紙が残るので、それを残したままカッティングの不要な部分を剥がしてしまいましょう。

必要な部分の原紙が残っていると、カッティングシートの不要な部分を剥がすときに良いガイドになります。

もちろん切り残しが有った場合なんかも、フォローが簡単になります。

回りの不要なものを剥がし終わったら、上に残っている原紙を剥がせば出来上がりです。

さて、こうして完成した抜き文字ステッカーですが、どのようにして車に貼るかといいますと、このマスキングテープを使用するのです。

出来上がったステッカーの上にマスキングテープを貼って剥がせば、ステッカーと一緒に剥がれてきますよね。

車に貼るときはマスキングテープごと車に貼り付けてしまうのです。

市販の抜き文字ステッカーでいうと、表面の透明シールみたいな感じでしょうか。

で、車にしっかりと文字部分を密着させて、マスキングテープを剥がせば切り文字が奇麗に車に張り付いているはずです。

この作業を延々繰り返してレビンのカッティング製作を行った訳ですよ。

ちなみにこのワイルドハーツのロゴですが、黒のボディに貼るという事で白の縁取りを付けてみました。

PCで縁取りの輪郭を作ったものを印刷し、白でカッティング製作します。

その後普通のロゴをその上に張り付け、上からまとめてマスキングテープを張るという技ですね。位置決めが結構難しい。

こんな感じの2色のものを製作するのは結構難しいのですが、慣れると結構簡単に出来ます。

見栄えが良くなるのでオススメです!


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