柴田町は、東北唯一の政令都市「仙台市」から南へ約25qに位置しています。町の総面積は53.98Ku。南を数10m、北西部は標高200m前後の山々に囲まれた盆地です。蔵王連峰の雪解け水を満々とたたえる白石川が町の中心部を流れ、町の東南部を流れる阿武隈川と和して、太平洋に注いでいます。町役場は、東経140゜46’08”北緯38゜03’11”に位置しています。
町を囲む丘陵は蔵王山から吹き下ろす北西風をやわらげ、また海からの風の直接影響をやわらげています。県下でも温暖で、厳寒期でも月平均気温は氷点下になりません。酷暑期でも平均気温は21℃程度です。東北地方にありながら雪もほとんど降らず、四季を通じて温暖です。
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旧船岡市街地の中央を白石川が流れる |
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旧槻木町(手前は阿武隈川) |
藩政時代、伊達騒動で知られる原田甲斐(山本周五郎作「樅ノ木は残った」の主人公)と名門柴田家の城下町として栄えた船岡、伊達藩直轄の穀倉地帯として、また、奥州街道の64番目の宿場町として栄えた槻木の2つの町がさまざまな変遷を繰り返したのち、昭和31年に両町が合併して誕生した町です。
合併当時2万4,000人だった人口も、約3万9,000人になり、県内で有数の人口の多い町になりました。町民の平均年齢41歳弱と、若い町です。
太古の昔から続く、永い歴史につちかわれた柴田には、貝殻層が厚く人面土器でしられる上川名貝塚、県南地方最大規模を誇る縄文中期の遺構である深町貝塚や台遺跡をはじめ、大小さまざまな規模をもつ7世紀から8世紀頃に構築された古墳や、藩政時代の貴重な歴史資料とともに往時の商家のたたずまいを色濃く残す「麹屋」など、町のところどころに昔の面影を偲ぶことができます。 |