2011年の開花情報は東日本大震災のため提供できませんでした  

 2011年の開花情報は、3月11日の東日本大震災のために開花情報を提供できませんでした。1999年から続けてきた柴田町の桜の開花情報をできなかったこと、クマもとても残念でしたが、それ以上に地震、津波の天災と福島第一原発の人災の災害が甚大なことに…。東日本大震災で亡くなられた方々に心から哀悼の意を表するとともに、被害を受けた被災者の方々に心からお見舞い申し上げます。【クマ】
─柴田町さくらの会─
 4月19日(火)

船岡城址公園も白石川堤も満開になりました。
柴田さくらまつりは中止になりました。震災の影響で静かな花見になっています。
柴田町の震災被害は軽微ですが、隣接市町の沿岸沿いは津波の被害が甚大です。

公園も白石川堤も満開になりました。

例年より昨夏の猛暑の影響か桜の色が全体的に白っぽく花芽が少ない(公園山頂から白石川堤を撮影:18日)

満開なのに花見客がほとんどいない(船岡駅から白石川堤下流:18日)

船岡城址公園も満開なのだが花見客はほとんどいない(18日)

11日に開花し暖かい日が続いたために16,17日の週末には見ごろを迎えた(18日)。

福島県新地町の常磐線新地駅と津波に押し流さた車両:4月6日

阿武隈川河口付近は津波で堤防を越え多くの家屋が押し流された(亘理町荒浜地区:4月6日)

津波で押し流され家の土台だけが残る(亘理町長瀞:4月6日)

海岸線沿いの町並みは壊滅的な状況で家の土台だけが残る(山元町坂元:4月6日)

津波が来ると予想していなかった地域にも被害が及んだ(福島県新地町:4月6日)

津波の破壊力の凄まじさがわかる海沿いの道路の被害:4月6日

国道6号線から見えなかった海が見えるようになった。常磐線坂元駅の連絡橋だけが残る。:4月6日

国道6号線から見えなかった海が見えるようになり、家並みは皆無に。:4月6日

常磐線坂元駅から国道6号線までは全て津波で押し流された:4月6日

津波で被災した常磐線坂元駅:4月6日

国道6号線から見えなかった海が見えるようになった。常磐線坂元駅の連絡橋だけが残る(山元町):4月6日

国道6号線から見えなかった海が見えるようになった(山元町):4月6日

港にあった漁船も津波で陸地に押し上げられた(亘理町荒浜):4月6日
  3月11日に発生した東日本大震災から1箇月以上がたってしまった。クマも仕事柄、柴田町の被害は海沿いよりは軽微だったが、電気や水道等のライフラインが本震と4月7日の余震で2回、被害を受けたために、震災の対応で月日や曜日を忘れるほどドタバタした日を過ごした。改めて、東日本大震災で亡くなられた方々に心から哀悼の意を表するとともに、被害を受けた被災者の方々に心からお見舞い申し上げます。また、福島第一原発事故で避難を余儀なくされている方々に心からお見舞い申し上げます。
 柴田町の被害は、地震直後に工事現場で2名の方が亡くなった。大きな家屋被害は少なく、その他の死傷者(柴田町に住所があり他市町で亡くなれた方は7名)はなかった。水道、電気等のインフラの機能が停止状態になったが2週間程で復旧した。仙台港が被害を受けたために東北全体でガソリンが不足し、スタンドは制限販売となり連日、ガソリンを求める車で長蛇の列の日が続いた。前の晩から並んで車の中で亡くなる(寒さ対策でストーブを車内で使用し一酸化炭素中毒)事態もあった。運送経路の寸断やガソリン不足等により、スーパーやコンビニも品薄になった。4月に入りガソリンも普通に供給され、スーパーなどにも商品が並び、ようやく日常生活にもどりつつあると実感するようになった7日(木)23:32分に強い余震(柴田町で5強)があり「またか!」と心配したが、再び全町が断水になっただけで、幸い大きな被害がなかった。今後は、家屋倒壊(全壊10棟など一部損壊を含めると300棟余)の支援や、道路の段差や亀裂、下水道、農業用排水路等の復旧工事が進められるが、余震が心配だ。福島第一原発から約75kmの距離にあり、原発の早期収束が望まれる。広範囲な地震、津波による甚大な被害に加え、原子力事故と、日本が危機に直面しているが、日本人、人間一人一人を信じて、私個人がこの局面を真摯に考え、自分ができることは何かを考え、できる小さいことから行動したいと思う。
 大きな余震があった7日の対策が一段落した11日に、さくらが開花した。今年のさくらまつりは中止と決まっていたが、正直、さくらの開花を考える余裕がなかった。12日にようやく公園に足を運んだら、開花している桜木があり、もう春なんだと実感した。多くの方から震災の心配やさくら開花情報についてのメールをいただいたが、返信をできず大変申し訳ないと思っていました。今日のHP更新内容でご容赦いただければと思っています。
 さくらまつりの中止や震災、原発事故の影響で花見客は少なく、見ごろの16、17日の週末も混雑しなかったようだ。見る心の影響もあるかもしれないが、例年より色が白っぽく、絢爛さがない”さくら”のように思える。今日は雨降りの寒い日になり、明日も雨模様。今年の花見も幕を閉じそうだ。復活さくらマラソンの中止、さくらまつり開幕と同時に船岡城址公園にオープン予定だった観光物産交流館開館の延期(5月下旬開館予定)と、残念な年になったが、東北被災地の復興と合わせて、来年の春は、これまで以上に輝くことを祈念したい。

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